fotomare 水中写真オンライン講座「フォトマーレ」

透明度ちょっと回復！
2020年6月14日梅雨なのに雨は降らず、
西風の予報でも海が大荒れになることはなかった今日の黄金崎公園ビーチ。
透明度はちょこっと回復して８～10ｍ。海が落ち着けばさらに良くなりそうな感じです。
黄金崎水中生物情報！！！
久しぶりにカスザメの登場です。
体長1mの黄金崎では最大クラスの大きさでした。
丸々太っていてちょっと怖かったです。

 
カスザメの遭遇率は下がっていますが、サカタザメの遭遇率は上がっています。
今日も砂地を元気に徘徊していました。
この時期になるとマゴチと一緒に泳ぐ姿が確認されます。
マゴチがサカタザメの事をメスと間違えて猛烈アピールするようです。
サカタザメはとても迷惑そうにしています。

 
一昨年くらいからゴロタの上で多く見られるようになっているコショウダイ。
斜めに入るラインが特徴です。
比較的臆病な魚でダイバーが近寄るとすぐに逃げちゃうんですが、この個体は悠々と泳いでいました。身体も大きく目つきも鋭いので貫禄があります。(笑)

 
ずっと楽しませてくれていたニラミギンポが先日いなくなりました。
近所にいないか捜索してみたら無事に発見！
違う個体かもしれないけどこれからも楽しめそうです。
今年も産卵するのかな～？

 
岩の隙間にベンケイハゼ。
尾びれ、背ビレを広げてポーズをとってくれました。
緑の眼と縞模様が可愛いですね。

 
ミサキコウイカ3兄弟も「はいポーズ！」

 
雨が降らなかったので、水中は明るかったです。
水中が明るいと出が良くなるのがネジリンボウ。
このネジリンボウは長くダテハゼと一緒に住んでいた個体ですが、今日はダテハゼの姿はありませんでした。
もしかしたら長年の確執に決着がついたのかもしれません！

 
今日の最後は「骨」！水底に落ちていました。
長い背骨らしき骨と、太めの骨がいくつか散らばっていました。
この骨、いったい何者の骨なのでしょう？
知っている方、教えてくださ～い！

明日は晴れの予報が出ていますね。
これで海が穏やかなら言う事なしなのですが、昼過ぎから風が強まりそうです。
明日は早めのダイビングがおススメですね。
今後も見られるだろう生物たち
ネジリンボウ、ヒレナガネジリンボウ、ホシギンポ、サカタザメ、オトメハゼ、アカスジウミタケハゼ、メガネウオ、ハナゴイ、セミホウボウ、ヨメゴチ、アオスジテンジクダイ、アオハナテンジクダイ、ホウボウ、ミサキコウイカ、クリアクリーナーシュリンプ、ウミカラマツエビ、スザクサラサエビ、ウミシダヤドリエビ、コマチコシオリエビ、オルトマンワラエビなど。
それでは・・・
今日はこの辺で失礼します。
最後までのお付き合いありがとうございました。
ログ担当：たけ
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